6/13 楽天5−6阪神 野球は9回2アウトから。近本が決めた!交流戦6連勝締め!!

強い。今年の阪神は強すぎる。レベルの高い野球を象徴するような試合でした。いや〜、いいもん観た。

 

この試合は野手陣に注目ですね。

3回、2アウトから中野が出塁すると、すかさず盗塁。得点圏に進めるとマルテが先制タイムリー!!

中野は先日、初めて盗塁失敗しましたが、引きずっている様子は全く見られませんでしたね。

 

そして5回、またしても2アウトから梅野が出塁すると、今度は近本がライトへホームラン!!直前で逆転されていただけに、貴重なホームランでした。

 

そして7回、またまた2アウトから梅野が出塁。近本がヒットで1,3塁にすると、当たり前のように盗塁。

それが中野の2点タイムリーに繋がります。

 

しかし、楽天もさすがの強さ。7回、8回で追いつかれてしまいます。

 

そして迎えた最終回。相手ピッチャーは松井裕樹。そうそう点は取れません。

2アウトまで追い込まれ、引き分けかと思われましたが、そこから梅野が粘ります。そう。今日は全て2アウトから得点しているのです。

 

粘った末に梅野が四球を勝ち取ります!

これまで、盗塁で点を重ねてきた阪神。当然、警戒されます。

ここで梅野が驚きの策を取りました。

ピッチャーの投球がキャッチャーに届くかどうかのタイミングでスタート!!

普通の盗塁はピッチャーが投球モーションに入った瞬間にスタートですが、この盗塁はスタートをわざと遅らせます。いわゆる、ディレードスチール。意表をつくことができるため、うまく行けば良いですが、ハマらなければ余裕でアウトになります。

 

のるか。そるか。

ショートのベースカバーが遅れて、キャッチャーからの送球がセンターに抜けました。盗塁成功です!

バッターが左バッターなのも大きかった!キャッチャーからランナーの動きが見えにくいのです。

 

そして続く近本がタイムリースリーベース!!

もうね。こんな点の取り方できるのは明らかに強豪チームですね。得点のバリエーションが多い。

もちろんチャンスをモノにできる勝負強さはありますが、チャンスを足でもぎ取る姿勢がすごいです。

思えば金本監督時代から目指していた野球が今、花開いた感じですね。

走塁意識の高さがここまで勝負を決める力になるとは思いませんでした。すごいわ矢野監督。

 

こうして勝ち取った勝利で交流戦はなんと2位!6連勝で交流戦を終えました。

 

これで2位とのゲーム差は7に広がりましたが、阪神ファンの方ならまだまだ安心できていないでしょうね。

 

次は金曜の巨人戦!しっかり勝ってさらに差を広げてほしいですね!

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